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コンカフェのゲスト出勤のギャラは「時給+売上の10〜70%」と説明されることが多いのですが、幅が7倍あります。何がこの幅を作っているのか、実際の募集にはどんな条件が並んでいるのかを、5件開いて確かめました。
業界のメディア2社が、同じ言い方をしています。 全国コンカフェマップは「時給+売上の10〜70%」、 かふぇこんも「時給+売上の10%~70%」。この形が標準ではあるようです。
ただし10%と70%では7倍違います。相場として受け取れる幅ではないので、何がこの幅を作っているのかを見るほうが役に立ちます。
まず、何に対する何割なのかです。 全国コンカフェマップによれば、バックの対象になりやすいのはドリンク・チェキ・ボトルで、売上のすべてではありません。
そのうえで、対象を絞るかわりに率を上げている店もあると書かれています。 ドリンクだけ、チェキだけ、といった形にして、そのかわりバック率は100%という組み方です。
つまり「バック70%」と「バック100%」を並べても比べられません。何が対象かを聞かないと、どちらが多いかは分からないということです。
全国コンカフェマップには、こうも書かれています。バック率が高い店には時給が無く、完全歩合になっていることがある。 逆に時給を通常のキャストより高くしている店は、バック率が低い。
これが幅の正体のひとつです。下振れを店が引き受けるほど、上振れの取り分は減ります。どちらが得かは、何人呼べるかの見込みによって変わります。
全国コンカフェマップには、バック率がSNSのフォロワー数によって変わることがあると書かれています。 店から見れば、連れてくる人数の見込みがそのまま条件になる、ということです。
募集をまとめているサイト「カフェるん」の掲載には、「継続出勤でSNSフォロワー手当」という条件も出ています。フォロワー数が、その場のギャラだけでなく継続の条件にも効いている店がある、 ということになります。
一般論ではなく、募集そのものに書かれている数字を並べます。粒度が違うので、平均は出しません。
売上の50%(TAX別)+交通費
時給1200円〜
どちらも「カフェるん」に掲載されている募集の条件です。同じサイトの中に、まったく違う形が並んでいます。「物販相談可能」と書いている募集もあり、自分のグッズを売れるかどうかも条件のひとつになっています。
求人メディアの「コンガルバイト」は、時給の実額を挙げています。人気のコンカフェ嬢やインフルエンサーの場合で時給2000〜5000円程度、一日あたり1万〜3万円程度を支払う店もある、という書き方です。
「選ばれる基準は集客力」と説明されることが多く、実際そういう面はあります。 ただ、募集の側を見ると、書いてあることが違います。
これも「カフェるん」の掲載に並んでいる応募条件です。 同サイトには134件のゲスト出勤が掲載されていて、 関東・関西・中部・北海道・東北・中国四国・九州沖縄の7エリアで探せます。「有名でないと無理」ではないということです。
設備の条件も並んでいます——ステージやカラオケの有無、制服の貸し出し、 更衣室・ロッカー、WiFi。何を持っていく必要があるかは、ここで変わります。
出勤が決まる経路は、開いた記事のあいだで重なっています。 ⚠️ どれを主に挙げるかは記事によって違い、 「店からのオファーが多い」とするものもあれば、 「求人サイトや掲示板」を挙げるものもあります。
決まったあとは打ち合わせで、日時・イベントの内容・報酬を決め、 当日より前にSNSで告知するのが一般的、とされています。報酬は打ち合わせで決まるので、 そこで聞けなかったことは後から聞きにくくなります。
聞いておくのは、この4つです。
掛け持ちが認められているかを、先に確認してください。体入Queen も「所属店がある場合は掛け持ちOKか確認」を挙げています。 あわせて、あくまでゲストであるという立ち位置と、 その店の所属キャストとの関係にも触れられています。
お店を通さずに自分の回を開く形だと、 この記事で見た変数のほとんどが無くなります。時給もバック率も、交渉する相手がいません。お客さんが払った額がそのまま売上になり、 そこからシステム利用料を引いた分が手元に残ります。
席をいくつ置くか、チャージをいくらにするか、何時間開けるかも、 打ち合わせではなく自分で決めることになります。
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