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ゲスト出勤とは、普段その店で働いていない人が、一日だけ、あるいは短い期間だけ店に立つことです。ここまでは短く言えます。分かりにくいのは、体入も一日店長も「一日だけ店に立つ」ように見えるところです。用語集の定義を並べると、どこが違うのかがはっきりします。
コンカフェの用語集は、こう書いています。
アイドルやインフルエンサー、コスプレイヤーなどが一日または短期間、働くこと。系列店や他店で働くキャストがゲスト出勤、一日店長を務めることもあります。
一行ですが、この中に3つのことが入っています。
3つめは見落とされやすいところです。用語集の定義そのものが、ゲスト出勤と一日店長を1つの文に入れています。コンカフェの募集でこの2語がほとんど同じ枠を指しているのは、別の記事で募集を開いて確かめました。
同じ用語集は、体入をこう定義しています。
お店で働く前にお仕事を体験する「体験入店」の略。
並べると分かります。体入の定義には「働く前」と書いてあり、ゲスト出勤の定義には その先について何も書かれていません。
当日の見た目は似ています。衣装を着て、店に立って、お客さんと話す。 違うのはその一日が何のためにあるかです。体入は所属するかどうかを決めるための一日で、 ゲスト出勤の定義にはその含みがありません。
知恵袋には、まさにここを聞いている質問がありました。
コンカフェ・メイドカフェのゲスト出勤とはなんでしょうか?衣装を着て店舗でお仕事するけど、継続で契約せずに1日限りということでしょうか?
「継続で契約せずに1日限り」—— この質問文自体が、用語集の定義とほぼ同じことを言っています。 この語の中心は、続けないことが前提になっているところです。
定義が挙げているのは、アイドル・インフルエンサー・コスプレイヤーと、系列店や他店で働くキャストの2つです。店から見ると、どちらも「今日だけここにいる人」ですが、本人から見ると立場がまるで違います。
後者の場合、掛け持ちが認められているかが先に来ます。 そこは呼ばれるにはの記事に書きました。
「ゲスト出勤」という言葉は、当日の仕事の中身までは決めていません。
大阪のシーシャバーの募集は「お客様との接客のみ」と書いていて、 ドリンク作りも運搬も洗い物も店側がやります。 いっぽう、一日店長として立つ形の募集には、開店から戸締りまで一人というものもあります。同じ「一晩だけ立つ」でも、負う範囲がまるで違います。
この幅は呼ばれるにはの記事で募集を並べて確かめました。応募の前に確かめるべきなのは、言葉ではなく、その募集に何と書いてあるかです。
コンカフェが中核です。用語集がコンカフェの用語集ですし、知恵袋の質問も 「コンカフェ・メイドカフェの」と書き出されています。 そのうえで、シーシャバーにも実例があります—— 上に引いた募集がそれです。
⚠️ ホストについては、2回調べて2回とも確認できませんでした。検索の候補には ゲスト出勤 ホスト が並びます。 けれど別の記事を書いたときに調べて業界用語として確認できず、 今回あらためてホストクラブの求人一覧(54件)を開き直しても、「ゲスト出勤」という語は出てきませんでした。
さきほどの知恵袋には、こういう答えが付いていました。
ゲスト出勤は店側が公に募集してることもあるけどだいたいはコネだと思います
いっぽうで、ゲスト出勤の募集をまとめている求人サイトがあり、 確認した日には133件が並んでいました。
どちらが実態に近いのかは、こちらでは判定できません。知恵袋の答えは一人の見方ですし、 求人サイトに並ぶのは公に募集している店だけなので、 コネで決まっているぶんはそこに出てきません。両方あると考えておくのが、いまのところ正確です。募集の側から見た経路は呼ばれるにはの記事にまとめました。
ゲスト出勤の形をオンラインに移すと、変わるのは「誰に呼ばれるか」のところです。 店に枠を用意してもらう代わりに、自分で一晩を開きます。
一日ぶんで区切られているところは変わりません。営業を開くのも閉じるのも店主の操作なので、開けた日が、そのまま一晩ぶんになります。
Talk & Sip では、お客さんは入店したあと自分の席で待ち、 あなたが席を順番に回って1対1で話します。やることは接客だけで、ドリンクを作る作業も片づけもありません。 その日に来てくれる人を呼ぶところは、店でやる場合と同じく自分の仕事です。
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